Nucleon XX取り扱い説明書

飛行する前にこの取扱説明書を読んで、内容を理解してください。
重要事項 NUCLEON XX  
この乗り物はあなたを空に連れ出すことでしょうが、飛行に必要な技術をすべて習得してから飛行して下さい。
最初にこの取り扱い説明書を全て理解して、危険性を十分理解して自己責任で飛行を行って下さい。
このパラグライダーはモーターパラグライダー専用です、他の使用目的では絶対使用しないで下さい。
当社パワーユニット及びパラグライダーや装備品でのフライトで発生するいかなる事故に対しても、
当社ならびに販売代理店は一切の責任を負いかねます。
本取り扱い説明書に記載されている内容は予告無く変更される場合があります。


最初に飛び初める時から専門的なフライトインストラクターや販売代理店の指導のもとにいることが、
あなたの安全において重要な事です。
あなたの販売店から パラグライダーを購入した時に飛行経験が足りないと判断された場合は、
経験豊かなパラモーターパイロットインストラクターと一緒に、アドバイスを受けながら練習して下さい。
あなたがパラグライダーの高等な技術経験者であれば、自分自身でマスターできるでしょう。
しかしこれは完璧ではないので、この後のアドバイスを十分に理解して安全に飛行して下さい。



通常のトリムでは、離陸と着陸時はトリムを最低速にして行うのが基本です。
速度が十分に低速で離着陸しないと足が追い付かなくなり危険です。
ご使用の前にステアリングライン(ブレークコード)コントロールラインとそのプーリーが中間
(下または上のハングポイント)に設定されていることを確認し、
必要に応じてあなたの好みにそれらを調整することが不可欠です。 
 

操作していない時にステアリングラインがキャノピーの後端を押し下げてはいけません。
これはトリマーとスピード・システムのすべての速度域で後端が下がっていてはいけません。
リフレックスウイングの効果が失われてしまいます。

ステアリングライン(ブレークコード)コントロールラインは、キャノピーにテンションを与える前に、
数センチの余裕を作っておく必要があります。安全のためには、
常に引きすぎるテンションをコントロールラインにかけているよりも、
安全のためには緩いブレーキを設定することを推奨します。

飛行すると風圧でコントロールラインにテンションがかかって、自然に引かれますので調整に注意が必要です。
コントロールラインは、左右対称に設定されていることを確認してください。
あまりに誤った調整をしたステアリングラインを使用すると、キャノピーの挙動を誤って解釈する可能性があります。 
コントロールラインの短すぎる設定をすると飛行中の挙動は、
加速飛行中の危険な崩壊を引き起こす可能性があります。



スピードアクセルシステムとトリムシステム
アクセルを使う場合は、3cm以上のトリマー開放が必要です。
トリム最低速のままでアクセルを使うと異常な翼形になるので、危険です。



NUCLEON XX HADRON XXのPAパワーアタックシステムは世界選手権専用オプションです。
詳しくはお問い合わせください。


トリムとアクセルシステムの使い方
トリムを閉じた状態でアクセルスピードシステムを使用しないでください 
正しい速度のアクセルシステム運用が必要です 
トリムは3cm以上開放してから、アクセルシステムを使うこと。
もし、トリムを最低速に絞ったままでアクセルシステムを使うと、翼型が異常になるので破壊的な潰れが発生します。
必ず、トリムは3cm以上、フルオープンまで伸ばしてからアクセルシステムを使いましょう。
フルオープントリムでフルアクセル飛行でも安定して飛行できます。
その時は必ずTCLチップコントロールラインでコントロールして飛行すること。






フルスピードで飛行した場合
(トリマーはフルオープンでスピードバーも最大に引いた状態)、乱れた空気の中では、
必ずTCL(ティプコントロールライン)のような代替操縦方法を使用して、パラグライダーを操縦することとします。 

"反転トルクやタービランス対応してブレークコード操作すると、
キャノピーの後端がプルダウンされてキャノピーの翼型が変形してしまいます。
ピッチ不安定の翼型になってキャノピーが突っ込み潰れる恐れがおります。
特にフルスピードで、ダイナミックな崩壊を引き起こす可能性があります。 

高速で、あなたのコースを変更するための最も安全な方法はTCLラインを使用することです。 
 2次元ステアリング装置(2Dシステム)の外側のラインは、
任意のステアリングができてシャープな動きをすることが簡単にすることができて、
このようなアクションにおける動的崩壊につながる、エアフォイルの上の圧力分布を安定させることができます。

高速飛行中は必ずチップコントロールラインを使って旋回すること。
急旋回が必要な場合は、アクセルフットバーを緩めて、低速トリムモードにしてからブレークコード操作を行うこと。
これらの警告は、すべてのパラグライダーに同様の原則です、
NUCLEON XXも例外ではありません!




スラローム飛行での使い方
十分に慣れてからでないと、低高度での飛行は大きな危険を伴います。
スラローム中に発生する潰れの多くはTCLと2Dのコントロールが不十分な時に発生しています。
直線飛行ではTCLと2Dでチップコントロールを行い、減速してからブレーク操作と2Dで旋回すること、
けっして高速飛行のままでブレークコード操作をしないこと。
リフレックスウイングの後縁(トレーリングエッジ)をブレーク操作で引き下げることになり、
翼型をノーズダウンさせます。これは高速飛行での片翼潰れにつながります。
もしこのような潰れが発生した場合は、あわてて大きなブレークコード操作をしないで、
最初にするべきことは減速です、アクセルを緩めて直線的に飛行します。
大体の場合瞬時に回復しますが、大きな沈下を伴いますので大変危険です。
とにかく直線的な飛行で迎い角が大きくなるように飛行することで、回復が早くできます。
もう一つ潰れにくくするには、翼に重力加速度Gを適正にかけていることが必要です。

異常なマヌーバを行った場合は、Gのかけ方が足りなくなっています、
必ず十分な知識を得てからトレーニングを行って、スラロームは行ってください。




2Dシステムの使い方
通常のコントロール方法でも支障なく飛行できますが、下記の方法を使うと細かなコントロールが可能になります。


1. メインのコントロールラインはプーリーを通して引きますが、
ALCチップコントロールラインはダイレクトに引くことになります。
そのため手の位置によって2本のラインの長さを変えることができるわけです。

2. 下に引くと通常どうりのブレーク操作です。




3. プーリーから外側に手を伸ばすと、
メインのブレークラインだけ引かれるのでALCチップコントロールラインは引かれず、
グライダーはフラップを下げて低速飛行しますがチップは引かれないので抵抗が少なくなり浮力だけ増します。
特に離陸時やソアリング時にこの姿勢を取ると高い滑空比が得られます。

4. メインラインで低速にして、
ALCチップコントロールラインでチップを抵抗板として操作することで滑空比と速度を調整できます。




5. ALCチップコントロールラインでチップを抵抗板として操作すると、
減速しないで方向変換だけできる、高速飛行の時にリフレックスを失わないでコントロールできる。

6. ソアリングなどの高揚力のままで旋回飛行ができる。





さらに細かい使い方はお問い合わせください。

情報提供はいつでも行えますので、不明な点はお問い合わせください。
楽しいフライトを祈っています。
五十嵐亮弥  フライトシステム tel. 090 4552 8003





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