2016年10月

日本選手権2016

千葉県神崎町のフライトエリアは利根川河川敷で河口から50kmくらいの位置にあり、
霞ヶ浦が近くにあり広い田んぼと湿地帯がひろがる広大なエリアでした。
成田空港と茨城空港の間にあるため高度制限と空域制限を受けるため飛行には注意が必要です。
練習日からあまり良い天気ではなく、時々雨が降る気象状態でしたが、
なんとか3日間飛ぶ事ができました。

練習日は海までの空域を確認のために飛行してみましたが、
海からの強風と雨のため40kmくらいの空域で帰ってきてしまいました。
1時間ちょっとで80kmくらいを飛行したことになります。
今回のグライダーはHADRON XX18とMINIPLANE ABM使用。

動画
カメラ編集 mayamikan


TASK1 最初のタスクはナビゲーション
90分でなるべく多くのターンパイロンを通過するタスク
予定したコースを途中でミスして通過数を減らしてしまった、
さらに90分の残り15分くらいを残して帰ってきてしまった。
計画ミスであった。


TASK2 ターゲット
これは中心を踏むことができた。


TASK3 ピュアエコノミータスク
 2リットルのガソリンで最長の時間滞空する競技
強風であったために高度1000mまで使える空域まで行けなかった、
エンジン低回転で移動するには低速飛行になるので、全然進まなかった。
途中でコース変更でサーマルを拾うが曇りの天気で良いサーマルが無い。
すでに半分以上移動に燃料を使ってしまったので40分ほどで終了
強風のコンディションで驚きの粘りを見せたのが中谷選手、風下の橋で滞空して時間を稼いだ。


TASK4 ボーリング
10本のピンなので10mの距離をスウォープすることになる、
風も強いのでアクセルを使って加速する方法をやることにした、
しかし風が悪かったのかアクセルが戻らなくなったのか減速できず、地面につきささってしまった。
試しに普通のやり方でやってみたら9本倒せた。普通にやるべきだった。


最後にTASK5 ターゲット
これはターゲットから50cmはずして減点となる。


1位 田村選手 MINIPLANE ABM HADRON XX 18
2位 五十嵐  MINIPLANE ABM HADRON XX 18
3位 島津選手 MINIPLANE ABM NUCLEON XX 22
MINIPLANE と DUDEKが独占することとなった。


最近は皆ターゲットを逃さないし、正確に飛行できるようになったので、油断は禁物でした。
今年は内容の濃い競技会となったと思う。
神崎町の皆さんには大変お世話になりました、ありがとうございました。





  
月山                          CODEN Pro由良ソアリング

  
  庄内空港空の日デモフライト 鳥海山 


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