PAシステム関連 使用説明 SNAKE XX, Nucleon XX,
HADRON XX

飛行する前にこの取扱説明書を読んで、内容を理解してください。

重要事項 NUCLEON XX HADRON XX Snake XX
通常のトリムでは、離陸と着陸時はトリムを最低速にして行うのが基本です。
速度が十分に低速で離着陸しないと足が追い付かなくなり危険です。


ご使用の前にステアリングライン(ブレークコード)
を構成およびプーリーの位置が3カ所にセットできるので、カラビナの高さによって下または上のハングポイントに
設定されている事を確認し、必要に応じてあなたの好みにそれらを調整することが不可欠である。 


下、中間および上部の1(ライザー図を参照してください)
 - ライザーは上のプーリーを固定するための3つのポイントを持っている。


各メインステアリングラインでマークされた点がある、 
プーリーの中間位置に対応するステアリングハンドルを修正します。
ハンドルの位置は、お使いのプーリーの設定に応じて調整する必要があります。 


操作していない時にステアリングラインがキャノピーの後端を押し下げてはいけません - 
これはトリマーとスピード・システムのすべての可能な構成で観察されなければならない。


ステアリングラインは、キャノピーにテンションを与える前に、数センチの余裕を作っておく必要があります。
安全のためには、常に引きすぎるテンションをコントロールライにかけているよりも、
むしろ緩いブレーキを設定することを推奨します。


コントロールラインは、左右対称に設定されていることを確認してください。
あまりに誤った調整をしたステアリングラインを使用すると、
キャノピーの挙動を誤って解釈する可能性があります。 


コントロールラインの短すぎる設定をすると飛行中の挙動は、
加速飛行中の危険な崩壊を引き起こす可能性があります。


スピードアクセルシステムとトリムシステム
通常トリムでのアクセルの使い方は、3cmから6cm以上のトリマー開放が必要であります。
トリム最低速のままでアクセルを使うと異常な翼形になるので、危険です。
これらのライザーのスピードシステム、PAパワーアタックシステムはスラロームタスクの場合には、
高速飛行中からの減速動作するときに、トリムが完全に解放されないように、
ビットトリマーを抑制する方がよいことが判明した。このような設定は、
それが可能な加速飛行中の操縦のための主要なブレーキを使用することを可能にする。 


NUCLEON XX HADRON XXのPAシステムはオプションです。
パワーアタックの正しい使い方は3cmから6cm以上のトリマー開放が必要であります。
シンクの大きな急激なパワーアタック結果(PA)と合わせてスピードシステムを使用した場合。


これは地面に近い危険な状況を引き起こし、未経験パイロットを驚かせることになります。
あなたがパワーアタックシステムとは独立してトリムを操作したい場合は、
PAおよびトリマーを結合するフックを外して飛行する必要があります。


通常のトリムはコネクターフックを外した状態です。
トリムを最低速にロックしたままで、アクセルシステムを使用しないこと。
または、最低速トリムにロックしたままでのパワーアタックシステムのアクセルを使用しないでください。
そのような行動は、暴力的な崩壊を引き起こす可能性があります。
正しいアクセルの使い方は、少なくても3cm以上のトリム開放が必要です。


フルスピードで飛行した場合
(トリマーはフルオープンでスピードバーも最大に引いた状態)、
乱れた空気の中では、必ずTCL(ティプコントロールライン)のような代替操縦方法を使用して、
パラグライダーを操縦することとします。


"反転トルクやタービランス対応してブレークコード操作すると、
キャノピーの後端がプルダウンされてキャノピーの翼型が変形してしまいます。
ピッチ不安定の翼型になってキャノピーが突っ込み潰れる恐れがおります。
特にフルスピードで、ダイナミックな崩壊を引き起こす可能性があります。 


高速で、あなたのコースを変更するための最も安全な方法はTCLラインを使用することです。 
 2次元ステアリング装置(2Dシステム)の外側のラインは、
任意のステアリングができてシャープな動きをすることが簡単にすることができて、
このようなアクションにおける動的崩壊につながる、
エアフォイルの上の圧力分布を安定させることができます。
高速飛行中は必ずチップコントロールラインを使って旋回すること。


急旋回が必要な場合は、アクセルフットバーを緩めて、
低速モードにしてからブレークコード操作を行うこと。
これらの警告は、すべてのパラグライダーに同様の原則です、
SNAKE XX も例外ではありません。






トリマとスピード系の操作
リフレックス翼の翼型は、
スネークパイロットをワイドなトリマーとスピードシステムの動作範囲の使用を可能にしました。


あなたは安全な高度を保って、あなたの責任ですべての可能な設定を試してみることができます。 
これらのライザーのスピードシステムとパワーアタックシステム(PA)は
SnakeとSnake XXに標準装備されています。


あなたはパワーアタックシステムを使用しない場合は、PAおよびトリマーを結合するフックを外して使用すること。
結合するとPAシステムとなります。
必ずフックを外してノーマルアクセルシステムでグライダーに慣れてください、
慣れるまでは挙動が激しいので注意が必要です。


ノーマルトリムとアクセルシステムの使い方
トリムを閉じた状態でアクセルスピードシステムを使用しないでください
正しい速度のアクセルシステム運用が必要です
トリムは3cm以上開放してから、アクセルシステムを使うこと。


もし、トリムを最低速に絞ったままでアクセルシステムを使うと、
翼型が異常になるので破壊的な潰れが発生します。


必ず、トリムは3cm以上、フルオープンまで伸ばしてからアクセルシステムを使いましょう。
フルオープントリムでフルアクセル飛行でも安定して飛行できます。
その時は必ずTCLチップコントロールラインでコントロールして飛行すること。



PAシステムの使い方
PAパワーアタックシステムは、ライザー下部とトリマーのコネクターを結合すると起動します。
リフレックス翼型がパワーアタックシステムの安定性を発生しているので、
リフレックスウイングを阻害する動作は禁物です。


たとえば、トリマーを低速にロックしたままで、PAシステムのアクセルを踏んではいけません、
破壊的な潰れを発生させる事になります。


PAシステムの動作はアクセルシステムだけで、
トリマーの可動範囲とアクセルシステムまでの全ての速度域をコントロールします。
低速から最高速までの変化は大きな沈下を伴いますので、十分な注意が必要です。



スラローム飛行でのPAの使い方
PAに十分に慣れてからでないと、低高度での飛行は大きな危険を伴います。
スラローム中に発生する潰れの多くはTCLと2Dのコントロールが不十分な時に発生しています。
直線飛行ではTCLと2Dでチップコントロールを行い、減速してからブレーク操作と2Dで旋回すること、
けっして高速飛行のままでブレークコード操作をしないこと。
リフレックスウイングの後縁(トレーリングエッジ)をブレーク操作で引き下げることになり、
翼型をノーズダウンさせます。
これは高速飛行での片翼潰れにつながります。


もしこのような潰れが発生した場合は、あわてて大きなブレークコード操作をしないで、
最初にするべきことは減速です、アクセルを緩めて直線的に飛行します。
大体の場合瞬時に回復します。
とにかく直線的な飛行で迎い角が大きくなるように飛行することで、回復が早くできます。


もう一つ潰れからの回避は、翼に重力加速度Gを適正にかけていることです。
異常なマヌーバを行った場合は、Gのかけ方が足りなくなっています、
必ず十分な知識を得てからトレーニングを行って、スラロームは行ってください。


情報提供はいつでも行えますので、お問い合わせください。
楽しいフライトを祈っています。


五十嵐亮弥
フライトシステム
tel. 090 452 8003








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