10月 日本選手権in秋田
日本選手権in秋田

10月9日は練習日 だいたい練習の日に天気が良いもので、そのとうりとなる。
受付開始から良い天気で、皆は飛んでいたみたい。
私は競技委員長なのでタスクボード設置から、スタッフチームの指示やら、
タスク研修会の準備と弁当の手配まで、色々と忙しい。
だれがどんな飛びをしていたのか見る暇も無い。



しかし、私も夕方には受付完了して少し飛ぶが、早く降りろとブーイング、
研修会が始まるので、下ではイライラしていた方もいたみたい。
滑り込みで公民館に到着、研修会を始める、だんだん人が集まって来て終わるころには、
会費払ってない人も見にきていたみたい。
内容は、タスクそれぞれの私の攻略法を全て話ししたが、
意外と突っ込んだ質問は少なく終わった。
しかし、上位に入っていた選手は真剣な目をしていた。
若い選手の意気込みはピリピリと感じた。
もっと時間をかけて対応してあげれればと思うが、続きは次の機会にと言うしかなかった。



特に時間をかけて説明したのは、離着陸だ。
フライインの参加者にも重要な点を私の解析方法で説明したが、
次の日のタスクで効果があったのだろうか?
意外とベテランもおろそかにしている事がある、
初心を忘れて探究心を無くしたパイロットは、
技術の衰退をトンチンカンな言い訳を繰り返すことになる。
私も気をつけないとと、話しながら思った。
ただ、飛行する事は物理現象なのだから、条件さえ整っていれば当たり前に飛ぶので、
後は人間が邪魔をしない事が重要なのだ。 これが結論かな?





10月10日は朝7時から開会式
天気予報では昼から小雨程度の予報で安心していたが、
午前9時ころには南から雨が降り始めたために、
TASK1の写真ハントナビゲーション飛行中に多くの選手が濡れてしまった。
途中でTASKを断念して引き返して来た選手も有り、
気象の変化に各自対応して安全策を取っていたが、皆ちゃんと帰って来て良かった。



私もスコールラインが南からどんどんやって来る中を飛び続けた、ドシャ降りの雨と小雨の繰り
返しでグライダーも地図もビチャビチャになってしまった、300mくらいで雲に入ってしまうので高
度を下げて飛び回る、やっと最後の一個となった時にもう時間切れとなる。
急いでランディングパイロンに帰る、ぎりぎり間に合ったが、このタスクは無効となる。
あまりに飛行条件が厳しすぎるのと、申告をする役員が不在だったので、選手が申告しないで
解散してしまったので、シークレットパイロンの申告が不可能となった。
いずれにしても無効のタスクになって、
貴重な経験だけが残った。



午前10時ころにはまた雨も上がりTASK2のピュアエコノミーが開始、何とか全てのパイロットが
飛行して帰ってきた。
2リットルのガソリンでどれだけ長く飛行できるかを競う競技だったが、スタートパイロンが遠い
所に設定されているので、最初にそこまで飛ばなければならない。意地悪な競技




私はまたスタートパイロンを忘れかけて、近い所でセンタリングをしてみたりした。
意外とサーマルがあるので、思わず回ってしまうのだが、まあそのまま流して行くとスタートパイ
ロン方向に流れたのでスタートを思い出した。
その後約1時間の飛行をしてランディングした。
もう少し日差しがあればまったく異なった飛行が可能だったのが、残念だった。



午後からはTASK3テイクオフ、ターゲット、ボーリングを開始
早めに離陸してパーフェクトに飛ぶが、また雨






午後3時30分ころからまた雨が降り始めたために競技中止となる。
飛び余した選手からは苦情の嵐だし、踏んだり蹴ったりの一日だった。
飛び余した選手は次の朝に続きをやると言うことにして、パーティー会場に向かう。
パーティ会場は銭湯のお座敷だ。



夜のパーティーは総勢60名以上が集まり大盛況だった。
大潟村の村長さんや地元の協力者もおいでいただき、粕谷理事(宴会部長)の司会で
オークションに大興奮でした。
明日は6時テイクオフ予定なので、早々に宿へ移動する。
が、役員はこれからが仕事
今日のGPSデータ取り込みとタスク計算式で選手全員の得点計算を始める。
12時までには終わろうと言っていたが、1時にやっと終わった。
パソコン計算作業スタッフの椋本さんと朝日さんも眠かったと思う。
私は明日のタスク用の地図をこれから作る事になるのだが、もう明るくなってきたので寝る事
にする。



11日はまた良い天気の予報であったが、朝から弱い冬型になったようで強風となり全ての競技
は中止された。 沖縄から参加の東恩納さはいつもニコニコ

予報と現実が異なったために苦労したが、何とかTASK2だけは成立した。


沖縄から北海道まで参加していただきました




今回は開催地の変更があったために準備の時間がとても少ない中で、
多大な協力をいただいた地元の皆様に感謝いたします。
特に大潟村と村長様に感謝いたします。
ありがとうございました。
五十嵐亮弥


詳しい結果はJPMAホームページを御覧ください。




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