競技会の準備

競技会と言うと難しそうで嫌う人がいますが、
その内容によっては通常飛行に必要な技術が含まれています。
つまり、飛行の基本的なことの精度高める場としての競技会は、
私にとっての飛行技術の集大成なのです。

けっして他のパイロットとの争いではなく、自分の技量を高めることを目的に参加しています。
そうでなかったら、とても危険な競技会になってしまいます。
現実に自分の技量を過信したり、気象状況を甘く見たり、
機材の性能を過信したりと多くの過ちが発生しています。
これも、全て含んだ技術向上の場であって欲しいと願っています。

私のやり方は全てのことを細かく分割して、基本的な単位で考えます。
それぞれのブロックがきちんと消化していれば、組み立てるのは簡単なことです。

たとえば、離陸時にするべきことを検討します。
キャノピーを広げる。
風向きを調べる
地面を調べる
ライズアップ方法を決定する
グライダーの特性を確認する
モーターユニットの特性を把握している
モーターユニットの状況を確認する
全ての準備を整えて、周囲警戒を行う
エンジンを始動する
色々とまだ続きます、、、、、、、

このように色々な点を事前に点検や個々の練習や最終決断までをトレーニングしておくべきと
考えます。
これは、練習生に説明することと同じなのですが、私も繰り返しトレーニングをしています。
あまり目立つようにその練習をしていないので、回りのパイロットには伝わっていなかったかも
しれませんが、

特にパラモーターの事故で多くなってきたのが、手をプロペラで切るものがあります。
これは、全てのパイロットに共通するリスクなので、その対策とトレーニングは重要なことです。

続きはまた。






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